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高知の聖神社(土佐の投入堂)へのアクセスと徒歩(右ルート?左ルート?)どっちがオススメ!?

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聖神社 高知 とは

聖神社 高知 - 展望所より

硬いチャート岩窟の断崖絶壁に建つ高知の聖神社ひじりじんじゃについての投稿です。

鳥取県の国宝である三仏寺奥院 [投入堂(なげいれどう)]に似ていることから、土佐の投入堂とさのなげいれどうとも呼ばれています。

高知県内でも珍しい謎の多い神社(秘境神社)とされていて、パワースポットとも言われています。

対岸の眺望所からの眺めが大変素晴らしく広角で撮影できるカメラじゃないと中々その雄大さが伝わらないと思います。(スマホ撮影ですみせん)

そこそこに整備されたアスレチック的な参拝ルートで観光参拝(/登山)+ 適度な運動にもなる場所にあります。

本家の鳥取県の投入堂は堂下から眺めるだけみたいですが、土佐の投入堂はお堂内に入ることもできます。

聖神社 高知 - お堂内の様子

ここでは、聖神社に初めて訪問される方向けに、越知町から聖神社駐車場まで車(バイク)で行く場合の行き方や注意点と、聖神社入り口(駐車場)から聖神社までの徒歩ルートがイメージできることを目指して書いています。

聖神社案内板より

聖神社(土佐の投入堂)
断崖絶壁の狭い岩陰に納まるように建てたれ、さながら鳥取県の三徳山三佛寺奥の院「投入堂」[平安時代後期:国宝]を思わせる、県内はもとより全国的にもあまり類を見ない大変珍しい神社である。

祭神の「不動明王」(石造)と修理棟札から、少なくとも明治十一年(一八七八年)には存在していたことがわかるが、それ以上の詳しい歴史については不明である。ただ、堂内にある「鰐口」の形態等から推測すると、江戸時代後期まで遡る可能性がある。

社殿は、明治十二年(一八七九)に、”長州大工”によって改築されたが、その後の管理がなされず荒廃していたのを、平成元年(一九八九)に地元小日浦出身の大工岡村豊延が修復し何とか元の姿を留めるに至った。

平成二十四年五月吉日 聖神社保存会

聖神社 高知 - 案内板

聖神社へ行くには越知町観光物産館おち駅に寄ってマップを入手する

越知町観光物産館おち駅(ホームページのリンクはこの投稿の最後に掲載しています)には、聖神社・大タヲ山展望所(おち駅~聖神社・大タヲ山展望所まで)のルートが詳細に記載された道案内のマップが置かれています。

色々な越知町の観光ガイドの小冊子がありますが「まるわかり越知町全域MAP (←地図が拡大します)」を探して下さい。この三つ折りのこのマップは自由に持ち帰れるので、このマップとカーナビがあればカンペキです。

高知の秘境神社 絶壁に建つ聖神社への行き方

聖神社 高知 - 国道33号を左折する

高知市からだと国道18号線の越知町の街を抜け「汁なし担々麺で有名な麺や倉橋」さんに向かう手前の川(坂折川と言うらしい)を橋を渡らずに左折します。

越知町民総合運動場、高知ファイティングドッグス練習場の看板が目印です。曲がって直ぐには落差34mの県下屈指の滝の名所(大樽の滝)もあります。

曲がった道は県道18号線です。殆ど道なり(約18Km)で土佐の投入堂と呼ばれている秘境神社の聖神社入り口の駐車場に到着します。

道はどんどん狭くなって行くので車の運転には気をつけて下さい。

この県道では、川やダム湖に沿って行くだけですが、2箇所だけ注意しなければならない分岐があります。

1.桐見川下の谷分岐

聖神社 高知 - 桐見川下の谷分岐

18Km中の11Km地点に一箇所目の分岐、桐見川下の谷分岐があります。Yの字になっていて主道は(右手の)上道ですが(左手の)下道を進みます。大体は、緑の道案内に「大タヲ山」と書かれた方向に従って走るだけですが、この分岐箇所には緑の道案内は無く、少し行った先(瓦屋根の軒下に注目!)にあるので注意してください。

2.大屋敷橋三叉路

聖神社 高知 - 大屋敷橋三叉路
さらに3Km進んだ先に二箇所目の分岐、大屋敷橋三叉路があります。左に曲がって橋を渡ります。こちらの分岐箇所には、現在は緑の道案内があるので矢印に向かって行くだけです。

グーグルマップによる経路

越知町観光物産館おち駅のパンフレットと同じ経路で表示されています。

※少し古い撮影みたいですがストリートビューでも確認できます。

※ちなみに、高知市の中心地(はりまや橋)から聖神社まではおよそ、55Kmで所要時間は1時間30分~2時間と表示されました。

聖神社駐車場からの参拝ルートについて

聖神社 高知 - ひじりばし

左側ルートから行くと対岸の眺望所廻りとなります。(↑の写真) 右側ルートから行くと直接聖神社に到着します。

この「ひじりばし」と書かれた橋の手前と対岸が聖神社へ向かう参拝/登山道の入り口となっています。

下の青い家「清流 聖の家」が「ひじりばし」左にあります。

聖神社 高知 - 聖の家

聖神社駐車場から聖神社までの行き方及び所要時間

聖神社 高知 - 右ルート

適度に休憩を取りながら直接行く右側ルート(反時計回り)でゆっくり巡ってきました。

スマホで撮影した写真のタイムスタンプで確認すると、10:45頃に出発し12:15頃に1周して到着したようです。

凡そ1時間30分の行程だったようですが、観光案内所の方によると2時間程度必要だと説明されたみたいです。(同行者談)

ちなみに、左側ルートの入り口から対岸の眺望所までと、右側ルートの入口から聖神社までなら、それぞれ片道20分程度のようなので、往復で40分x2回となります。←そんな人はいるのかな?笑)

なぜ、聖神社まで直接行く右側ルートで行ったのか?と言えば、眺望所経由の左側ルートからはオススメしないとのこと。理由は上りがだらだた続いて疲れるからと説明があったとか。(越知町観光物産館おち駅の人談)

でも、もし次があるなら、先に対岸から見て感動して聖神社に向かうのもアリかな?と。(桂浜ドットコムの中の人の個人の感想です)

世界で一番わかり易い参拝/登山ルート地図がこちら!(笑

聖神社 高知 - 手書きのルート図

恐らく地元の方が書いたと思われる手書きの地図です。左側ルートには、やっぱり「しんどい坂」と書かれています。笑)

左上の「○」印が眺望所で、「ひじりのお宮」が聖神社の場所です。まぁ、ザックリですけど目安になる唯一の地図みたいです。笑)

聖神社まで(直接行く)右側ルート

聖神社 高知 - 聖神社下より

道案内によると400メートルで聖神社に到着します。但し、距離が短いので高低差はあります。かなり上った先に、マンガン採掘のトンネルがありますが、これを抜けると対岸に行く道です。そのまま上を目指しましょう。木製のハシゴを何本か使って上ります。

聖神社 高知 - 鳥居

道中の写真です。ギャラリー風に写真を掲載しておきます。

聖神社 高知 - 右ルートの参拝道(1)
聖神社 高知 - 右ルートの参拝道(2)
聖神社 高知 - 右ルートの参拝道(3)

聖神社まで(眺望所経由で行く)左ルート

聖神社 高知 - 眺望所から

手入れ&整備された杉の木下にルートがあります。先にも書いた通り、対岸からの眺めは感動モノです。ただ、写真の通りココから聖神社まではケッコーあります。眺望所と言っても整備された場所では無く木と伐採しただけの簡易な場所です。

建築の足場で作られた吊橋と小さな滝、そしてマンガン採掘トンネルをくぐります。マンガン採掘洞窟は10メートルも無いと思いますが、感熱式センサーのLEDライトが2つ設置されていました。

道中の写真です。ギャラリー風に写真を掲載しておきます。

聖神社 高知 - 左ルートの参拝道(1)
聖神社 高知 - 左ルートの参拝道(2)
聖神社 高知 - 左ルートの参拝道(3)
聖神社 高知 - 左ルートの参拝道(4)
聖神社 高知 - 左ルートの参拝道(5)
聖神社 高知 - 左ルートの参拝道(6)

聖神社の駐車場は?

聖神社 高知 - 駐車場

聖神社入り口から20~30メートル手前(右)に5台ほど駐車可能なスペースがあります。休憩所も設置されています。

この駐車場を行き過ぎると、なかなか車をUターンできる場所が無いので注意してください。

聖神社 高知 - 休憩所

最後に…

聖神社へ行くための装備や服装は?

聖神社 高知 - 手綱&チェーン

本格的な山歩きの格好は必要ありませんが、登山風の厚底靴があれば良いです。軍手でも良いと思いますが手袋は必須です。手綱やチェーンを握って上る箇所もあります。

近隣に自動販売機もありません。水分補給用の飲み物は早めに買って持って行きましょう。

聖神社へ行く方法のまとめ

  • 高知市からだとおよそ、1.5~2.0時間
  • 越知町の国道33号線を左折し県道18号へ
  • 左折後は18Kmですが道幅が狭いので注意!
  • 18Km道中で2箇所の分岐があるので間違えないように
  • 聖神社入り口駐車の駐車スペースは5台ほどあり
  • ルートは時計回り、反時計回りのどちからでも良い
  • 観光案内所の方は反時計回りがオススメとのこと
  • 休憩しながらでも徒歩1.5時間程度(2時間あれば余裕)
  • そこそこの急勾配&傾斜地あり
  • 山歩き道よりアスレチック的な道もあり
  • 手袋は必須(靴もそれなりが良い)
この記事を書いた人
taniYoka

桂浜から車で8分ばぁが自宅の高知市民です。高知の観光名所でありながら(地元目線で)桂浜について解説したサイトが少ないので勝手に色々書いてます。

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