龍馬に大接近(春)が開催されています!

桂浜をディープにまとめた「桂浜の研究」と言う昭和33年発行の古い書籍について

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「桂浜の研究」と言う名の本をオーテピアで発見

桂浜の研究

桂浜へのアクセス、ランチ、宿泊情報などは、桂浜近くと言わずとも高知市に住んでいれば、ある程度の情報は持ち合わせているはずです。

生活に密着する部分なので当たり前と言えば当たり前の話かも知れませんね。

ですが、桂浜や公園周辺のコアな情報や歴史などは、恐らく高知市民でもそれほど詳しくは無いのはないでしょうか。(個人の感想です)

そこで、いきなり質問ですが、

  • 桂浜の祠のある岬の名前を知っていますか?
  • その岬には2つの神社がありますが、それぞれの名前は?
  • 坂本龍馬の銅像を作成した土佐のミケランジェロと呼ばれる彫刻家の名前は?
  • 桂浜にある碑や跡地の名前を幾つまで言えますか?
  • 山ノ内一豊が高知城に移る前は浦戸城が居城だったって知ってた?

なにかネタは無いかと考え、先人達の教えを請うべく、2018年7月24日にオープンした高知市の図書館「オーテピア高知図書館」に足を運びました。

色々見て回ると、龍馬に関する書籍は山のようにありますが、桂浜に関する本は無いんですよ。

ただ1冊だけ目にした本が今回紹介する、「桂浜の研究 校外指導資料」と言う書籍です。

高知市教育研究所が昭和33年の2月に発行したものでした。(1958/02)

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桂浜の研究の内容

桂浜の研究 校外指導資料

書籍としましたが、全90ページあまりの手のひらに乗るサイズなので本と冊子の中間的な感じです。

現存している本は僅かしか無いハズです。

もう、背表紙もボロボロで何頁も本から外れた状態で本の体を成していなく、一式でファイルケースに入れられて保管されています。もちろん、館内持ち出し禁止です。

剥がれたページを丁寧に開きながらパラパラとめくって見ると、「うぁ~、この内容は濃いなぁ~、奥深いなぁ~」と関心させられました。

なぜなら、ネットで転がっているような薄っぺらい桂浜の情報だけではなく、かなり掘り下げて桂浜を調査&研究され纏められていたからです。

実は、この時に高知のボランティア協会さんが発行していた本も借りて拝読しましたが、この「桂浜の研究」の内容や挿絵も何箇所かで引用されて出版されていました。

大げさですが、ネットなどで転がっている桂浜の情報の原点がこの本だったのか。って正直感じました。

桂浜の研究の公開

編集兼発行元は今も存在ていました。

思い余ってアポ無しで訪問し、後日打ち合わせなどを経て、当サイトへの引用&掲載公開の許可をいただきました。

※色々と詳しく経緯も書きたいのですが、大人の判断で割愛させていただきます。

現在、私の手には全文全頁のコピーもあります。

感謝しかありません。

「桂浜の研究」の使いみち

このままこの本を朽ち果てさせるのも勿体無いので、とりあえず、まるまる電子化して発行元に献本(と言うのかな?w)させていただく予定です。

スキャナーで吸出してテキスト化しようと試みましたが、旧字体があったり文字も小さく無理でした。

知り合いの障害福祉サービス事業(就労継続支援A型)の会社に(お友だち価格で)委託して電子化してもらいました。

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まだ、全てを拝読していないので、どう利用するのかは決めていません。

浦戸大橋も無い、60年余り前に書かれた内容で現在とは異なる箇所もあるでしょう。書かれた時代と現在とを比較しながら、コンテンツ化するのも面白いかも知れません。

本の内容は大きく5章からなっています。

  1. 名勝桂浜へ ・・・ バス利用で宇津野トンネルから桂浜まで (1~)
  2. 桂浜の史跡 ・・・ 浦戸城や坂本龍馬像などについて (31~)
  3. 桂浜の地質 ・・・ なぜ五色の石が堆積しているのか (43~)
  4. 桂浜の植物 ・・・ 自生する植物など (48~)
  5. 桂浜の動物 ・・・ 主に桂浜沖にいる魚類や貝類など (59~91)

桂浜ドットコムの中の人は素人なのであまり突っ込んだ投稿にはできないかも知れませんが、

桂浜の研究の研究(笑)」

のような感じをイメージしています。

桂浜の研究の内容は、実際のところ観光客の方々には無用な情報かも知れません。

ですが、最初に地元から発信すると言う旗を掲げた以上は、もう少しコアな情報も発信しないといけないのかな?とも思います。

なんか・・・、

もう・・・、

後戻り出来なくなった感が・・・、

ハンパ無くなってしまいました。

最後に

承諾していただいた所長をはじめ関係各所の方には感謝を述べて締めくくらせていただきます。

公序良俗には反しないようにサイト運営するとともに、許可いただいた書籍については有用に活用させていただきます。

ありがとうございました。

2018年末から2019年1月にかけてTPP11により書籍の著作権は50年から70年になったようですが、既に著作権切れの物を70年に延長することは無いようです。
WIKI:著作権の保護期間
この記事を書いた人
taniYoka

桂浜から車で8分ばぁが自宅の高知市民です。高知の観光名所でありながら(地元目線で)桂浜について解説したサイトが少ないので勝手に色々書いてます。

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