桂浜の秋の野草
桂浜入り口信号下に野路菊が植栽されています。下の写真は、その説明板です。
桂浜で見かけた晩秋の草花についてです。
桂浜の野草の花の写真ギャラリー的な感じをイメージしています。
1年間、一生懸命このサイトを運営していたら1年間の桂浜の四季の草花の様子を伝えようと思い、とりあえず秋の草花編ということで投稿しておきます。
しかし、余り植物については詳しくないので色々調べました。
説明の内容の殆どは、WIKIからの引用となっております。笑)
注意深く探せばもっとあるでしょうが、普通に桂浜の遊歩道を歩いて見かける草花です。
桂浜の野路菊(のじぎく)
撮影場所:龍馬像下の遊歩道
キク科キク属の多年生植物。野菊の1種で、学名 Chrysanthemum japonense と言うようです。
本来の開花時期は、10月下旬から11月までとなっていますが、今年は暖冬の影響か12月中旬現在でも咲いています。
この野路菊は、高知県出身で日本の植物の父とも言われる「牧野富太郎」が発見&命名した草のようですね。
日本の在来種で本州は兵庫県以西、四国、九州の瀬戸内海・太平洋の沿岸近くに自生する植物です。
つまり、西日本までしか分布していないので、中部地方や関東以北から桂浜に訪れる観光客の方々は、普段なかなかお目にかかれない野菊なんです。
野路菊の花言葉は、「真実」「高潔」「高貴」です。
似たような花で山間部に咲く花には、竜脳菊(りゅうのうぎく)があるとのこと。普通の人は一瞬見ただけでは分かりません。
2018年は、台風で遊歩道が破壊され9月以降から竜王岬への立ち入りは禁止になっていますが、竜王宮と一緒に一面に咲いた野路菊の写真もネットで見かけました。
WIKI:ノジギク(野路菊)
桂浜の石蕗/艶蕗(つわぶき)
撮影場所:桂浜ビューポイント
キク科ツワブキ属に属する常緑多年草で、学名はFarfugium japonicum と言うようです。
あえて漢字で書いてますが、高知県内ならどこでも見かける、つわぶきです。艶のある葉から転じて”つわぶき”と言われる説があるとのこと。
日本中に自生していると思っていましたが北限はあるようで、日本海側では石川県、太平洋側では福島県までのようです。
結構長く咲いていると思ったら、10月の終わりから12月の始めまで咲いているとのこと。初冬の季語にもなっているとか。
桂浜の色々な場所で一番見かける花です。
ツワブキの花言葉は、「謙譲」「困難に負けない」です。
WIKI:ノツワブキ(石蕗、艶蕗)
高知県立 牧野植物園
牧野富太郎氏の名前が出たので、高知県立 牧野植物園を簡単に紹介しておきます。
桂浜からほど近い五台山と言う山に、高知県立 牧野植物園があります。高知駅やはりまや橋から桂浜へのMY遊バスのルートにもなっているので、途中下車して訪れるのはアリだと思います。
WIKI:牧野 富太郎(まきの とみたろう)