うぶすな博物館について
同博物館は、1996年に「桂浜貝類博物館」としてオープンしました。
その後、改名し2001年から休館していて、ほどんど廃墟ビル状態だった桂浜公園の桂浜ステージ脇にある「うぶすな博物館」の解体作業がとうとう始まりました。
1996年から貝類やサンゴの展示を行っていた博物館だったようです。4,5年しか営業していなかったようですし「高知県うぶすな博物館」でググっても館内の様子はうかがい知ることはできませんでした。
携帯電話にデジカメが付くようになったのは、2000年ごろ。
そして、2001年か2002年(統計の区切り方による?)、デジタルカメラとフィルムカメラの出荷台数が逆転した。出典:Yahoo!知恵袋
これを見ると、ちょうど銀塩(フィルム)からデジタルへの移行期だったみたいです。だからネットに館内の様子が出回っていないのかなと考えます。
↑あくまでも推測ですが・・・。
解体が開始された「うぶすな博物館」
「とさいぬパーク」に関連する有限会社が所有していて施設は高知市から「施設設置許可」を受け1年ごとに更新する必要がありましたが、有限会社が設置許可を受けておらず撤去する方針を決めたとのことです。
うぶすな博物館の解体スケジュール
撤去費用は約4,000万円余りになるようで、高知市は有限会社に対し費用の請求をするとのことですが、どう決着するのでしょうか?
「とさいぬパーク」に関連する桂浜の黒歴史満載の「うぶすな博物館」だったようですが、桂浜の今後の健全化に期待しています。
ほとんど廃墟ビルだった解体前の「うぶすな博物館」
【追記】 2024/09
地元紙によると、2024年5月末が解体費の回収期限だったようです。解体費は未回収のまま時効となりました。現在でも有限会社は存在するようですが、休眠状態であり資金力もなく再三の電話や面会を試みたが第三者機関の判断などにより納付は困難と判断したようです。
実際の解体費に伴う未改修費(実費)は、3,650万円とのこと。桂浜の黒歴史は高知市民の税金を溶かす形で決着しました。市の職員にも一部責任がある案件でしたね。(詳細は割愛します)
指定管理者が変更になり、現在は野外カフェとして跡地で営業しています。
コメント