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高知市の美味しい蕎麦屋は何処だ?!市内の全蕎麦屋で天ぷらもりそば(ざるそば、せいろ)を食べたので纏めてみました

時屋
高知の山奥、時屋さんで餌付けされた野生のヤマガラ

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高知県民と蕎麦語り

高知生まれ高知育ちで県外に出向く機会が余り無い職種の方で「蕎麦(ソバ)」を熱く語る人はいないでしょうね。高知県にはそもそも蕎麦文化もありませんから。ついでに言えば(高知では仁井田米が美味しいと評判ですが)「お米」についてもうんちくを余り聞いたこともありません。

19歳から30歳の直前まで東京暮らしをしていたので信州・北関東・東北の友人なんかも居て、そば処の事やお米の産地の事は熱く語っているのを何度か聞いてきました。

茨木から高知に遊びに来た学生時代の友人には、どこかの定食屋さんで「高知のお米は不味いね。」ってボソッと言われて、あぁ~、そうなんだ!?考えたことも無かったわ。と思いました。

翻って、うどんの話になると地元の友人との会話で、どこそこが美味いって話や、どこそこがオススメって話は良く聞きます。美味いうどんを求めて香川までドライブやツーリングもしているようです。

何が言いたいかといえば、コレを書いている本人もメイドイン高知です。冬でも冷たい蕎麦しか頼まない蕎麦好きですが「ガチな蕎麦通」でもありません。蕎麦本来の味には余り言及せずに、そのお店の特徴や値段についてコメントしています。(はい。先に、逃げ場を用意しました。)(笑)

以下は、主にランチタイムの天ぷら(または天丼)に、冷たい蕎麦(もりそば、ざるそば、せいろ)のセットに特化して食べたものを並べています。投稿をするにあたりググってみましたが、特定のメニューで高知市の蕎麦店を網羅して比較しているサイトは無かったので、高知初になるハズです。

食べログのレビューなどでは、蕎麦の味が「する」とか「しない」とかありますが、10割でも無いのに高知市のお店で蕎麦の香りが鼻に抜けるような店ってあるのかな?新蕎麦の時季に「おぉ~これは正しく新蕎麦だ!」って店は2店ありましたが。。。

高知市の蕎麦店

蕎麦 唯 の 天せいろ

高知の蕎麦屋(唯の天せいろ)

特徴 何故か天ぷらの盛り合わせが無く、握り小ぶし大のかき揚げ天のみ。小ぶりのエビにゴボウや玉ねぎなどです。大きいので4ピースにカットされています。蕎麦湯が食べ終わった絶妙のタイミングで出てきます。飲む蕎麦湯専用の蕎麦湯でここの掲載店ナンバー1の濃厚でドロッドロです。
蕎麦の大盛りが+300円なので、このセットで物足りない人は天丼のセットでも良いですね。また、ライス(卵焼き付き)を注文するのも有りです。定番メニューに季節物の蕎麦もローテーションで加わります。冷たい蕎麦にはデフォで味付け海苔が添えられるので海苔無しで!と頼む方が良いです。小さいお店なのですがランチタイムが禁煙で無いのが、かなり残念です。(←ここは是非改善していただきたい。)季節の果物が1片付いてます。値段もお手頃なので通っている店ベスト3に入ってます。
(追記)
天ぷら盛り合わせが無いのは、ワンオペなのでエビを真っ直ぐに揚げるのが面倒だからとのこと。笑)
場所 上町5丁目の電停から南に行った川村病院近くにある蕎麦屋さん。(地図
値段 850円 (天せいろ)

そば切 福の杜 の 天丼もりそば

高知の蕎麦屋(福の杜の天丼もりそば)

特徴 掲載店の中で唯一、蕎麦が薄くて平たいのが特徴です。土佐やっこネギ(細身の青ネギ)を使っているのは何故かな?蕎麦には白ネギが合うと思っています。このお店のネギは切り刻んで随分と時間がったもので汁気が少ないことが多いです。酷い日にはこれは乾燥ネギか?って思った事もあります。更には、安価な粉わさびを使っているのもポイントが低いです。更に更に言えば、蕎麦湯が蕎麦の提供の直後に出されます。これまた残念。ただ、店内のオペレーションは感じの良いご高齢の方です。
場所 ざっくり言えば「かつ屋」さんの南の方で杉井流のちょっと奥まった場所にある蕎麦屋さん。(地図
値段 1,000円 (天丼もりそば)

手打そば処 土佐更科(長浜店)の天もりそば

高知の蕎麦屋(土佐更科(長浜店)の天もりそば)

特徴 繁盛店なのか、オペレーションが雑です。夏真っ盛りに行って扉を開け入店すると空席があるのに、外で待ってください。と追い出されました。一部の電子マネー(ラインペイだったかな)が使えるらしいのですが店内のメニューに、先ずは画面を用意してレジに向かうように指導もあります。天ぷらはここの掲載店で一番油っぽかったし、お値段が高い。もりそば(780)に対し天もりそば(1,840)なので、天ぷら単品代(1,080)って?値段設定がバグってます。基本的には一番人気の「鴨せいろ」の店だと思っています。(追記)改めて天ぷらを見比べると宝永店と同じ具材でしたね。
場所 長浜の幹線道路沿い新川川を渡って南にある蕎麦屋さん。(地図
値段 1,840円 (天もりそば)

(Closed) 手打そば処 土佐更科(宝永店)の天もりそば

高知の蕎麦屋(土佐更科(宝永店)の天もりそば)

特徴 (Closed 閉店してます)名前の通り上記、土佐更科長浜店の同系列のお店です。メニューも値段もほぼ同じです。ここもちょっと天ぷらが油っぽい。せいろが1枚では無く2枚に積まれて出されます。「もりを3枚で!」って注文する人もいますね。更科そばと信州そばが選べますが私は信州そばの一択です。初めて来たであろう人が、どっちにするか迷っていたら、店員さんは信州そばの方を勧めていました。土佐更科なのに何故だ!?(笑)長浜店と比較するとコチラが色々と良い印象です。
場所 宝永交差点のパチンコ店のちょっと西側の電車通り沿いの蕎麦屋さん。(地図
値段 1,840円 (天もりそば)

松明庵の天もりそば

高知の蕎麦屋(松明庵の天もりそば)

特徴 松明庵 (ショウミョウアン)と読みます。実はこのお店は全くノーマークだったのですが、友人に教えてもらいました。民家をリノベーションして営業されています。道路沿いの看板もちょっとだけしか無く奥まった場所にあり見つけにくいです。天ぷらもサクサクでサイズもあって土佐更科さんよりは440円も安い。10割そばでわさび無し。そば茶なのもポイント高い。職場から遠いので平日に行けないのが残念です。
場所 蒔絵台より土佐市方面にちょっと走った北側の民家の蕎麦屋さん。(地図
値段 1,400円 (天もりそば)

咲くらの天丼ざる

高知の蕎麦屋(咲くらの天丼ざる)

特徴 ご夫婦+パートさん1名でやっている蕎麦屋さん。行った回数ベスト3に入っています。ここのオススメは日替わり(お得定食)のお蕎麦か、炊き込みごはんのセットです。日替わりのご飯は、3種類(ゆかり、おかか、こんぶだったかな)から選べます。天丼もりでも良いです。エビは小さいながらも2尾入っています。ただ、天丼のご飯はかなり少なめだし、蕎麦も蕎麦つゆも少な目で物足りない。夜はお酒メインの居酒屋(もちろん蕎麦の提供もあります)になる唯一のお店です。
場所 天神橋商店街にある蕎麦屋さん。(地図
値段 1,080円 (天丼ざる)950⇒1080

手打ちそば ちずる庵 の 天ぷらもりそば

高知の蕎麦屋(ちずる庵の天ぷらもりそば)

特徴 店内の小洒落た感が一番強いお蕎麦屋さんです。繁華街ど真ん中だし掲載店の中ではお値段も高い方です。平日のランチ時に少しお安めのセットがあればリピートしたいお店です。天ぷら盛り合わせに蕎麦が付いてきた感じのセットです。天ぷらの具材はちょっと小ぶりですが種類も多い。カラッと揚がっています。梅干しの天ぷらがあるのも珍しいですね。これだけ天ぷら推しなら、抹茶塩やさくら塩など粗塩系も付けて欲しいです。石臼挽きで上品なお蕎麦です。
場所 電車通りから中の橋通りに入って直ぐのお蕎麦屋さんです。(地図
値段 1,815円 (天ぷらもりそば)

そば処 そじ坊 の 大えび天丼定食

高知の蕎麦屋(そじ坊の大えび天丼定食)

特徴 新阪急ホテル地下にあった高田屋さんが撤退して久しいのですが、高知市に残る唯一のチェーン店です。ここに掲載中の高知のおそばとはちょっと違います。戸隠のそばのようですが、そば処の王道の様なおそばです。高知の店では絶対に付け合わせに野沢菜なんて出されません。もうちょっと高いお蕎麦を注文すると「生わさび」付きも選べます。もちろん余ったら袋に入れて持ち帰り可能です。掲載店の中では一番歯ごたえのあるソバです。
場所 イオンモール高知店の一階にある蕎麦屋さんです。(地図
値段 1,050円 (大えび天丼定食)

手打蕎麦 鴨部 おくみ庵 の 大天せいろ

高知の蕎麦屋(おくみ庵の大天せいろ)

特徴 このお店も旧店舗(現からあげ店)のあった頃から通っているので行った回数は3本の指に入ります。ここの特徴は、天つゆが蕎麦つゆを兼ねている点です。つまり、専用の天つゆがありません。つゆは濃厚です。それと、わさびが付きません。以前、できたばかりのときに、どこかのじぃちゃんが「何だ!この濃いつゆは!?高知では受け入れられないぞ!」って怒鳴ってました。笑)ですが、お店はキレイになって移転もしましたね。店主は関東地方で修行されたとのことで東京に行く際は師匠の店も行ってみてください。と張り紙があります。なんかほっこりします。平日限定ですが、大盛りそばに天ぷらがついた、この大天せいろは1,000円以内でポイントが高いです。自分的には蕎麦の量と天ぷらの量のバランスが良いです。蕎麦は固めです。
場所 土佐道路の能茶山交差点から少し右に行った四国銀行さんの右隣の蕎麦屋さん。(地図
値段 990円 (大天せいろ)

【番外】時屋の天ぷらもりそば

高知の蕎麦屋(時屋の天ぷらもりそば)

特徴 年に数回、瓶ヶ森林道(通称UFOライン)に行くのでその際に必ず寄る蕎麦屋さんです。大人の隠れ家的なお店ですね。高知のそば好きで知らない人はいないでしょう。こんな辺鄙な場所で、蕎麦店を繁盛させるのはすごいと思います。わざわざ雰囲気を味わいに行くお店だと思います。10割そば。
場所 道の駅(木の香)の手前を左折してちょっと走った場所の蕎麦屋さん。(地図
値段 1,800円 (天ぷらもりそば)

東京暮らしでは朝食・昼食で立ち食い蕎麦の「富士そば」「小諸そば」とか良く通ったものです。そんなこともあって、うどん派では無く蕎麦派になってしまいました。改めて上記2店舗のホームページを見てみると安いなぁ~と感じます。

最後になりましたが、この投稿のきっかけは数年前に地元の某タウン誌が高知の蕎麦店のランキングを発表していたのですが、どうも納得できませんでした。私は大人なのでランキング化はしませんが、なんとなく伝わってしまったらスミマセン。あはは。

粋なもりそばの食べ方

まだ、高知市内には蕎麦屋がありますがあえて掲載していません。お察しください。

少し長文になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人
taniYoka

桂浜から車で8分ばぁが自宅の高知市民です。高知の観光名所でありながら(地元目線で)桂浜について解説したサイトが少ないので勝手に色々書いてます。

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