嘉助道から七ツ渕神社へ行くために
以前にお気軽トレッキングとして、高知の七ツ渕神社や七ツ渕の瀑(=滝)について投稿しました(最後の方にリンクしています)が、今回は高知市のふもとの北秦泉寺からハイキングコース(実際には七ツ渕神社までの参道かな?嘉助道と言われています)を歩いて行ってみようと思いました。
で、色々と先人達のブログを読みあさり、グーグルマップ(ストリートビュー)なども参考にしてみましたが、地図上からピンポイントで遊歩道の最初の登山口を特定できませんでした。
実際に現地まで行けば、すんなりと発見できたので先人達も詳細に記載してなかったんですね。笑)
この投稿では、北秦泉寺から七つ渕神社まで行く為の駐車場事情や、実際の往路・復路での(動画)トレッキングコース(ハイキングコース/登山ルート)、トレッキングのしんどさ(笑)などについて書いています。
初めて、トレッキング(ハイキング/登山)目的で北秦泉寺より七ツ渕神社に向かう人のために、私が疑問に感じたことなどに触れながら解説していこうと思います。
解決することは、・・・
- 北秦泉寺の駐車場事情について
- グーグルマップでピンポイントで登山口を紹介
- 望六峠の旧茶屋店からの2つのルート
- 往路・復路の全行程が1分余りの動画でわかる
- トレッキングの様子や高低差について
- 所要時間、そして「しんどさ(笑)」
です。
北秦泉寺での駐車場事情について
このルートでトレッキング(ハイキング/登山)するための専用の駐車場は存在しません。
先人達のブログでは、登山口近くの某大型ショッピングセンターや、某(安め)のスーパーマーケットの駐車場を利用しました。なんて書かれていました。
高知北環状線沿線には駐車場を備えた大型店もいっぱいあるので、なんとかなりそうですが車でトレッキングを考えている方は駐車場所を良く考えてから行動しましょうね。
地元民なら市街地からも近いので、オートバイや自転車でも行ければベストだと思います。車でも探せば近くに時間貸しのコインパーキングもあるようです。
北秦泉寺から七ツ渕神社へ行く道順
車の置き場所が解決したら、次はこのルートの最初の入り口(登山口)を探すことですね。ブログで詳しく書いてくれてる方がいましたが、ちゃちゃとグーグルマップで探しても特定できず。。。
そもそも最初の登り口は
登山口が見つからなかった理由は、弘法寺方面ばかりを探したためでした。だって、弘法寺の案内に従って進めとあったから。こんな近場だったんですね。
エースワン秦泉寺店から七ツ渕神社の登山口までは500m、徒歩6分でした。
エースワン秦泉寺店を北に向かい(有)和田燃料さんを左折し、すぐに右折して直進するだけです。
グーグルマップを少し拡大すると三宝荒神社が表示されます。三宝荒神社のすぐ先にある二股の分岐路「この先行き止り→」と書かれた注意板を見つけると、もう迷いません。
傍らに緑の道案内板があるので、ここから先はこの緑の道案内板を頼りに進みます。
三宝荒神社を直進すると正面に「有料駐車場」と書かれたレトロな看板が見えます。この場所の案内板に従い左折します。ちなみにストリートビューはここまででした。
左折すると上り坂になります。そのまま歩くと民家に入ってしまうので、道なりに少し右手方面に向かいます。
すると下の写真の案内板が見えてきます。ここが北秦泉寺からの最初の登山口として良いかな。と、思います。この場所が先のグーグルマップの終点の場所(付近)です。
どうでしょうか?これで、グーグルマップと写真を「にらめっこ」して登山口を探す必要が無くなりましたよね(笑)
ハイキングコース(登山道)はどうなの
七ツ渕までのハイキングコースとなっていますが、恐らく七ツ渕神社までの昔の参道だと思います。
山の中(二か所)や車道の脇(二か所)に鳥居がありました。
ハイキングコース(遊歩道)は、全体的に整備されていて歩きやすいです。地元の方でしょうか?ありがたいですね。
なので、ご高齢で無ければ特にストックなども必要ありません。但し、山歩き用のシューズや手袋はあった方が良いでしょう。
登山口入り口から閉店された望六峠の旧茶屋店までは植林された杉林や竹林などを見ながらひたすら登るだけです。これがまた「ケッコーしんどい」んです。
とりあえず、最初は既に閉業されている茶屋店を目指しましょう。
旧茶屋店までにも高知の市街地を望める場所がありましたが、全体的に見所は余り無いですね。
閉業された茶屋店
ハイキングコース(遊歩道)を上ってくると最初の車道に出ます。ここが閉店された旧茶屋店です。多分ですが、この地点が今回の北秦泉寺~七ツ渕神社の半分程度です。
旧茶屋店前からの風景です。
コカコーラの自販機だけは稼働しています。
旧茶屋店からのルート
この旧茶屋店のコカコーラの自販機のある右手に、緑の道案内板があるのを見落としていました。上の写真の軽トラのある場所です。
ですので、左手を選択してしまい登山口が見つからず、ひたすら車道を歩くハメになりました。途中で逆向きの案内板を発見して帰路時はちゃんと登山道を歩きましたが、登山道の方が近道だと案内板に書かれていましたね。
まだ、全体の説明をしていませんが、今回の往路のルートです。クリック(またはタップ)すると動画が始まります。※音楽が流れます。
先に書いたようにひたすら車道を歩いたので、次のハイキングコースまで写真は撮っていません。
ですが、ちゃんと車道脇にも緑の案内板があったので、間違っていないと思ってました。汗;)
以下の写真が途中で発見した逆向きを示す案内板です。
車道を通ってもハイキングコースを通ってもそれほど高低差はありません。ゆるやかにアップダウンがあるだけなので、このルート中は楽でした。
帰路のルートです。クリック(またはタップ)すると動画が始まります。※音楽が流れます。
旧茶屋店からと、旧茶屋店までの一部ルートが異なっているのがわかると思います。
再びハイキングコースへ
車道の左手に鳥居が見えたので車道からまた、ハイキングコースに戻りました。と行っても誰かの家に向かっています。笑)
納屋のような場所を左に折れるとハイキングコースでした。ですがすぐに終わってしまい、また車道を横切ります。
誰かの家の畑(棚田)の農作業用の道を少し登ります。この辺りの登りがこのコースで一番きつかったですね。
きれいに整備されたハイキングコースをまたひたすら登ります。
すると今度は、以前のお手軽トレッキングで投稿した場所の鳥居の反対側に出ました。ここにも、緑の案内板があったようですが破壊されていて支柱のみになっています。
そしてまたハイキングコースへ
この先は、やっと七ツ渕神社です。写真の車道脇の鳥居からはひたすら下ります。ここからは過去の投稿で詳しく説明しています。
実は今回このルート中で「野生のリス」を数匹見ました。高知で見たのは人生で初めてです。
七ツ渕神社
七ツ渕神社手前の複数の鳥居です。ここまで来ると到着したようなものです。鳥居を抜けると右斜め前に七つ渕神社が見えてきます。
手洗いお口を洗いで拝殿へ向かいます。ちゃんと龍がお水を出しております。
龍王様受願の数々です。
七ツ渕神社です。やっと到着しました。
七ツ渕神社の裏手にある滝(瀑)について書いています。
まとめ
里山を登るルートなので何度か車道を横切ります。確か4回横切ったと思います。
先のルート動画にあるように、往路は車道を歩いてしまい遠回りとなってしまいましたが、およそ1時間38分で到着しています。独りだったので息を整える程度の休憩はしましたが、ひたすら歩いたのでこの時間ですが、グループでも片道2時間あれば余裕で到着すると思います。
ルート動画には往路の距離は5Km、高低差は491mと表示されています。
ゆっくりと休み休みで登りましたが、エースワン秦泉寺店から七ツ渕の7つの瀑巡りもして、最後の下女ガ瀑で「おにぎり」も食べて所要時間は5時間でした。1月中旬の土曜日でしたが、道中で見た人は15人以下で、ほとんどの人が人生の先輩方ばかりでした。笑)
冒頭にも書いていますが、このルートは七つ渕に上る「嘉助道」と言う遊歩道です。もう一本西に、「椎野道」と言うルートがあります。
登山は山頂を目指して登ることらしく、トレッキングはハイキングよりはちょっとハードなイメージとのこと。
でも、七ツ渕までの道案内の標識にはハイキングコースとも書かれている。
入り口を登山口とし、登ることをトレッキングとし、その道路をハイキングコースとします。なんか面倒くさいですが、そんな感じで読み進めて下さい。