[高知] 名勝 桂浜 (市立公園)
桂浜は浦戸半島の先端にあり月の名所として名高い。歌人 吉井勇 に歌われ、文豪 大町桂月 にその雅号を与えた。
竜王岬のうしろ岩山には長宗我部元親の居城浦戸城跡があり四国平定の中心となった。
維新の志士坂本竜馬の銅像は天涯をにらんでそそり立ち、文学と伝説に満ちた白砂青松の海岸美を展開している。
竜王岬の竜王宮
黒潮に向かって雄々しく突き出した竜王岬には竜王神社が建っており、竜頭岬には維新の風雲児坂本竜馬の造像がそそり立っている。
「静」の浦戸湾「動」の太平洋との景観は実に素晴らしい。
桂浜(西浜・本浜)
弓形に長くのびた海岸には白馬の列のような白波が打ち寄せる。
土佐出身の大町桂月は、この光景を「万里の波涛来り自ら去る」と書いた。
中央の竜王岬うしろ岩山には長宗我部元親の居城浦戸城跡がある。
坂本竜馬の銅像
高さ・・・像 5.3m、台座7.6m、座金 0.3m
明治維新の黎明をもたらした坂本竜馬は天保六年(1835年)生れ、「志なかばにして」京・河原町の近江屋にて刺客に襲われ倒れた。
時に竜馬33才。像は土佐の青年達の手によって建てられた。
竜王岬と黒潮
竜王岬に砕け散る黒潮、太平洋の雄大な眺めと白砂青松の箱庭的な自然美は古くから人々に愛され、四季を通じて美しい。
海辺ではきれいな貝がらにまじって五色の石がとれる。
月と竜馬と桂浜
土佐の文豪大町桂月がこよなく愛した、月の名所として有名。
戦国の昔、長宗我部元親の居場浦戸城跡がある。勤王の志士坂本竜馬の銅像がそびえ立ち、イブニングのスソのような海岸美は素晴らしい。
月の名所は桂浜
”月よや見よみな月のみの桂浜 海のおもよりいづる月影” 大町桂月
桂浜は浦戸半島の先端にあり月の名勝として名高い。
歌人吉井勇に歌われ、文豪大町桂月にその雅号を与えた。
箱庭的な自然美の桂浜
“大土佐の海を見んとて うつらうつら 桂の浜にわれは来にけり“ 吉井 勇
さんさんと輝く太陽、青い海、青い空、太平洋の雄大な眺めと箱庭的自然美は人々を魅了する。
桂浜の夜明け
100余年の昔、明治維新の黎明をも感じさせる日の出の大観は日本の夜明けでもある。
桂浜の磯のたたずまいは今も変らず、しかし打ち寄せる波は新しい。
現代のうねりでもある。